キャッシングにおける詐欺に怯える人

キャッシングにおける詐欺とは一体どのようなものなのでしょうか。


種類があるので細かい定義は様々なのですが、大まかに説明すると、自分名義のキャッシュカード、口座などから不正にお金を騙し取られることを指します。

キャッシングによる詐欺の手口は、インターネットの普及によって巧妙かつ多様になっています。

どんな人でも騙される可能性があります。


詐欺に遭った人は「詐欺と気づかずに」あるいは「全くわからないまま」被害に遭っているケースが殆どです。

それは逆に言えば、手口や対処方法さえ分かっていれば、キャッシングによる詐欺に遭う可能性をぐんと減らすことが出来るということ。


この記事ではキャッシングにおける詐欺の手口と対処方法を詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。


キャッシングの詐欺の種類

キャッシングにおける詐欺には、主に以下のような種類があります。

  • フィッシング詐欺
  • 貸します詐欺
  • 保証人詐欺
  • 債権回収詐欺

手口とその対処方法を一つずつ見ていきましょう。


フィッシング詐欺とは

本物の金融機関のホームページに酷似しているサイトやメールを作り、偽のログイン画面等にアクセスさせることでIDやパスワードを盗んで不正にお金を引き出す詐欺です。

また、本物のサイトに細工をして、ログイン画面に飛ぶ際に勝手に偽サイトに飛んでしまう場合もあります。


フィッシング詐欺の手口

  1. ①メールなどで「IDの再登録が必要です」「あなたのIDが不正に利用されたので再ログインする必要があります」等、利用者をログイン画面に誘導するような文言を送る
  2. ②メールに記載されているURLをクリックすると、偽ログイン画面に飛ぶ
  3. ③偽ログイン画面に、IDとパスワードを入力させて、情報を抜き取られる
  4. ④抜き取ったIDとパスワードを使って偽カードを作り、限度額いっぱいまで借入されるor口座からお金を引き出される

フィッシング詐欺の対処方法

まずは金融機関などはメールでログイン画面に誘導することはないと知ることです。

メールを見た段階で怪しいと思うようにしましょう。


また、本物のサイトからログイン画面に飛ぶ際には、必ずホームページのアドレスを確認してください。

重要度の高い情報入力ページは、SSLという暗号化技術を使ったページになっているはずです。

SSLが採用されているかどうかは、URL表示部分に鍵のマークが付いているか、またhttpsから始まっているかどうかを見ましょう。

ここまで確認した上でログインするようにすれば、フィッシング詐欺に遇う可能性は低くなります。


貸します詐欺とは

お金を借りたい人に対して様々な手数料を要求して支払わせた上で、実際にはお金を貸さない詐欺です。

ついお金を借りたいと思わせるような売り文句で勧誘してくるのが特徴です。


貸します詐欺の手口

  1. ①チラシやネットなどで「超低金利」「高額融資可能」等の言葉を使って、お金を借りたい人を勧誘
  2. ②借入の申し込みをしてきた人に対して、「保証料」「利用料」などと言って手数料を要求して振り込ませる
  3. ③手数料の振込が終わった時点で、連絡が取れないようになる

貸します詐欺の対処方法

貸します詐欺に遭ってしまう方は、借金に困っていることで正確な判断が出来なくなっている場合が多いです。

正規の金融機関であれば、借入する前にお金を要求されたりすることは絶対にありません。

まずは冷静になることが大切です。


保証人詐欺とは

保証人を紹介してあげると言いながら手数料を取り、実際には紹介してくれないという詐欺です。


また、一応は保証人を紹介してくれるパターンもありますが、紹介された保証人はブラックリストなどに入っているような人物になります。

勿論、ブラックリスト入りしている人は保証人として認められませんから、たとえ正規の金融機関であってもお金を借りることは出来ません。


保証人詐欺の手口

  1. ①「ブラックでもOK」等、正規の金融機関で借入が難しい人に借入を申し込ませるような売り文句で勧誘
  2. ②借入の申し込みをして来た人に対して、「このままでは借入出来ないが、保証人をつければ借入が可能」等と説明
  3. ③保証人を紹介する代わりに保証料としてお金を要求
  4. ④保証料を払っても保証人になってくれないorブラックリスト入りしているような人を保証人として紹介される

保証人詐欺の対処方法

保証人をつけなければ借入が出来ない状況にいるという時点で、詐欺師に狙われやすい立場です。


また、借金の保証人というのはとてもリスクがある為、保証人の紹介をビジネスとして成り立たせること自体が難しいということも知っておいてほしいところです。

実際、合法で保証人の紹介ビジネスを営む会社であってもトラブルが相次いでおり、金銭の絡む保証人(借金の連帯保証人など)を扱う会社は殆どありません。

借入出来るように保証人を紹介するという言葉自体、信じるのはやめておいたほうが安全でしょう。


債権回収詐欺とは

「債権が移行されました」等と表記したハガキやメールを送り、架空の請求をする詐欺のことです。

手の込んだものになると、裁判資料を同時に送りつけてくることも。

至急連絡させるように誘導する文言が書かれている場合が多いです。


債権回収詐欺の手口

  1. ①「債権が移行されました」等と表記されたハガキやメールが送られてくる
  2. ②ハガキやメールに「すぐに支払いをしなければ給与を差し押さえ」等の脅しに近い言葉が書かれており、連絡先の電話番号に至急連絡するように誘導される
  3. ③ハガキやメールに記載されている電話番号に連絡を入れると、すぐに支払うように要求される
    1. ※また、連絡を入れなくても支払いが出来るように、口座番号が記載されている場合もあります。

      ※メールの場合には、債権回収会社名と電話番号のみの記載のことが殆どです。


債権回収詐欺の対処方法

債権回収詐欺で請求される金額は、有料サイト手数料やその他電子手数料、消費者金融などで借入したかもしれないと思ってしまうような、身に覚えのある少額であることが多いです。


高額を請求されると疑ってしまいがちですが、払えそうな額が提示されていると、脅しに違い文言を見ていることもあり恐怖感から払ってしまおうと考える人が多くなってしまうのです。


債権が移動されること自体は実際にもありますが、その場合には「これから債権者が変わります」等と事前に債権者側から連絡が来ます。

一方的に、「債権が移行されましたので、こちらにお支払いください」ということはありません。


また、その債権回収会社が実在する会社かどうかも確かめましょう。

実在する会社であっても、電話番号や代表者名が違っていたりしたら怪しいです。

確認のために、法務省のホームページに掲載されている債権回収会社の連絡先から問い合わせてみてください。


キャッシングにおける詐欺に遭ってしまった場合は

実際に詐欺に遭ってしまった場合には、勝手にお金を引き出されたのか、それとも自分で振り込んだのかで対応が変わってきます。

二つのパターンがありますので、それぞれ見ていきましょう。


勝手にお金を引き出されてしまった場合

勝手にお金を引き出された場合には、不正に使用されたキャッシュカード、または銀行口座をこれ以上詐欺師に利用されないようにしなくてはなりません。


その為、キャッシュカードだったら賃金業者、銀行口座だったら銀行にすぐに連絡を入れ、指示に従って手続きをしてください。

必要書類を提出すれば、勝手に引き出されたお金については戻ってくる可能性があります。


自分でお金を振り込んでしまった場合

自分で振り込んでしまった部分については、警察に相談することになります。

人を騙してお金を盗った行為は犯罪にあたるからです。


ただし、たとえ警察が動いてくれたとしても詐欺師と連絡が取れなくなっていたり、事務所を構えていなかったりする場合が多く、捜査は難航することが殆どです。

その為、振り込んだお金が戻ってくる可能性は現実的には低いものになってしまいます。


まとめ

この記事では、キャッシングにおける詐欺の手口と対処方法について紹介してきました。

手口を知ることで、詐欺に遭う前に「これはおかしい」と気づくことが出来るんですね。


ここでもう一度まとめてみましょう。

  • キャッシングにおける詐欺に遭わない為に手口を知る必要がある
  • フィッシング詐欺に遭わない為には、メールからログイン画面に飛ばないことと、URLを確認すること
  • 貸します詐欺に遭わない為には、お金を借入する前に手数料がかかることはないことを知ること
  • 保証人詐欺に遭わない為には、合法であっても借金の保証人紹介ビジネスはトラブルが多いことを知ること
  • 債権回収詐欺に遭わない為には、自分から連絡する前に本当にある会社なのかどうか確認すること
  • 詐欺に遭ってしまった場合には、金融機関や警察にすぐに相談すること

キャッシングにおける詐欺に遭わない為には、手口を知ることが大切だということがわかったのではないでしょうか。

詐欺は、無知である人が一番狙われています。

どんな時も悪いことを企む人はいるので、詐欺に遭わない為に対処方法を知っておくしかないんですね。

少しでも怪しいと思ったら冷静になって誰かに相談に乗ってもらうようにしましょう。