キャッシングの返済が遅れそうで悩む男性

キャッシングの返済日までにどうしてもお金が用意出来そうにない、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

急な冠婚葬祭でお金が足りなくなってしまったり、病気や事故などで大金が必要になってしまったりと、事情はそれぞれですよね。

返済は期日通りに行いたいと考えていても、仕方なく遅れてしまうこともあるでしょう。

返済の遅れが発生した時、どんな事が起こるのか分からないと不安になるもの。

怖い取り立ての電話や、職場への連絡等の想像ばかりが膨らみ、キャッシング業者からの連絡が怖いと思ってしまう人もいるでしょう。

でも実は、返済に遅れが出そうだと分かった段階で金融機関に相談すれば、大きなペナルティになることは少ないんです。

「相談なんかしたら怒られそうだ」と不安に思う気持ちもあるかもしれません。

しかし、キャッシング業者はお金を返そうという意思を見せてくれる人に厳しく当たることはないんですよ。

この記事では、キャッシングの返済が遅れてしまうとどのような事が起こるのか、また遅れてしまいそうな時に取れる対策について、詳しく解説していきます。

参考にしてみてくださいね。

返済に遅れた初期段階で起こること

キャッシングの延滞には大きく分けて、短期的な延滞と、長期的な延滞があります。

返済の遅れが出ている期間によって起こることは違います。

まずは延滞が起きた初期段階でどのようなことが起こるのか詳しく解説していきます。

キャッシング業者から取り立ての連絡が入る

キャッシング業者によって異なりますが、大体1〜2日前後の遅れが出てしまうと携帯電話に連絡が入ることが多いようです。

ここで「○日までに払います」と対応してその期日通りに返すことが出来れば、家に督促状が届くこともありません。

逆に、電話に出なかったり、約束した期日までに返済出来なかったりすると、督促状が送付されます。

返済に遅れが出た日から遅延損害金が発生する

遅延損害金とは、延滞による罰金のようなものです。

返済に遅れた日から1日ごとに発生し、多くの金融機関で延滞利率20.0%で計算されます。

ただし、遅延損害金が発生した段階で、それ以降の通常の利息は取られません。

両方が同時に取られることはないということです。

すなわち、「元金+通常の利息(遅れた期日までの)+遅延損害金(遅れた日数によって変わる)」の金額が請求されるということですね。

遅延損害金額はどれくらいなのか

実際にはどれくらいかかるのか、例を出してシミュレーションしてみます。

計算方式は、「借入残高×延滞利率÷365日×延滞した日数」です。

例)

借入残高:30万円

延滞利率:20%

【1日返済が遅れた時】

30万円×0.20÷365日×1日=164円

【1週間返済が遅れた時】

30万円×0.20÷365日×7日=1,151円

【1ヶ月返済が遅れた時】

30万円×0.20÷365日×30日=4,931円

【3ヶ月返済が遅れた時】

30万円×0.20÷365日×90日=14,794円

短い期間であればそこまで高額にはならないかもしれませんが、長期延滞になればなるほど金額は上がります。

プラスして通常の利息も払わなければいけなくなるのは、かなりの負担になると言えるのではないでしょうか。

延滞中は、新たなキャッシングが出来ない

キャッシングの返済に遅れている間は、新たに借入は出来ません。

その為、新たにキャッシングして返す、ということは不可能ということになります。

返すことが出来ないと分かっていて、且つまだ借入限度額に達していないなら、返済日より前にキャッシングしておきましょう。

借金を借金で返すことになるのであまりおすすめは出来ませんが、これから収入が入って返すことが出来ると分かっている場合には有効な手段になります。

長期的に返済が遅れた時に起こること

次に、何ヶ月も返済が出来なかった時にはどうなるのか紹介していきます。

2ヶ月、3ヶ月もキャッシングの返済が遅れが出ている状況だと、督促状は最低1回は家に届いているはずですし、電話も頻繁に来るようになっているはずです。

また、自宅への訪問が行われるようになっていることもあります。

主に3ヶ月以上返済が遅れてしまうとブラックリスト入り

キャッシング業者によって、長期的な延滞と捉える日数には違いがあります。

短いところだと、遅れが出てから1ヶ月過ぎた段階で長期延滞として扱われることも。

ですが、少なくとも3ヶ月以上返済が遅れれば、確実に長期延滞として捉えられてブラックリスト入りします。

短期の返済遅れでも、何度も繰り返すとアウト

注意して欲しいのは、ブラックリスト入りするのは何も長期的に返済に遅れが出ている時だけではないということ。

1週間程度の遅れだったとしても、3ヶ月続けて起こしてしまったり、または1年間に複数回返済を遅れていたりすると、キャッシング業者は「期日通りに返すつもりがない」と判断し、ブラックリスト入りさせてしまう可能性があります。

ブラックリスト入りで起こること

ブラックリスト入りとは、金融業者から「返済能力に問題あり」と判断されている状態のこと。

この情報は信用情報機関と呼ばれる機関によって共有されるので、殆ど全ての金融機関でキャッシングすることが困難になります。

また、完済した後もこの情報は約5〜10年間は共有されています。

その間も新たなキャッシングは難しくなるので、日常生活に支障が出ることになるのです。

最終的には給与差し押さえに

キャッシング業者からの度重なる連絡にも応じず、または応じても期日までに返せなければ、最終的には給与差し押さえまで発展することもあります。

裁判所に訴えられ、その後支払いの判決が出れば給与差し押さえという流れで、発展してしまうのです。

差し押さえまで発展させない為には、裁判所からの書類が届いたらすぐに必要事項を書いて返送し、金融機関との話し合いに持ち込むことです。

多くの場合は返済額の減額を認めてもらえますし、何より給与を差し押さえられてしまう可能性は低くなります。

返済日に遅れそうな時の対処法

キャッシングの返済の遅れで起きることを分かっていただけたでしょうか。

しかし、やっぱり間に合いそうにない、ということもあるでしょう。

そんな時は、以下のような対策が有効です。

必ずキャッシング業者に相談

キャッシングの返済日よりも前に返せそうにないと分かっている場合には、一刻も早くキャッシング業者のコールセンターに電話して相談してください。

相談すれば期日を伸ばしてくれたり、一旦は利息分の支払いのみで免除してくれたりと、柔軟に対応してくれます。

少なくとも、電話口で怒られたりすることはありません。

例えば、私たちが誰かにお金を貸すという機会があった場合。

お金を返す日になっても連絡がなければ「もしかして踏み倒す気でいるのではないか」と思ってしまいますよね。

キャッシング業者もそれと同じで、何の連絡もなく返済に遅れてしまうことは心証的にマイナスになります。

キャッシング業者に相談することで、「この人はお金を返そうとしてくれているんだ」と思ってもらえるので、少なくとも相談をしないよりはマイナス評価にはなりません。

また、場合によっては新たに設定した期日に遅れなければ、延滞という記録をつけないこともあるようです。

もちろん、遅延賠償金は発生することになりますが、心証的にマイナス点+遅延賠償金の負担になるよりは遥かに良いと言えるでしょう。

まとめ

この記事では、キャッシングの返済に遅れたら起こること、また遅れが出てしまいそうな時に出来る対策について紹介してきました。

返済に遅れることのリスクと、それに対しての対策の重要性が分かったのではないでしょうか。

最後にもう一度まとめてみましょう。

  • キャッシングの返済の延滞は、短期と長期で起こる問題が違う
  • 返済に遅れた日から、遅延損害金が日割りで発生する
  • 延滞中は新たなキャッシングが出来ない
  • 主に3ヶ月以上の延滞をしてしまうとブラックリスト入り
  • 短期の延滞であっても、繰り返すとブラックリスト入り
  • 最終的には給与差し押さえになることもある

急な病気や、失業などで、キャッシングの返済に遅れてしまうことは誰にでも起こりうることです。

そこに対して必要以上に後ろめたさを感じる必要はありません。

その時、どう対応するかが一番大切なのです。

返済日までにお金が用意出来そうにないと分かった段階で、すぐに金融機関に相談するようにしましょう。