遅延損害金の発生に頭を抱える男性

キャッシングの返済にどうしても間に合いそうにないこともありますよね。

急な病気や、車の故障、冠婚葬祭などでかさむ出費は、想定外のものです。

キャッシングの返済が遅れてしまうと「遅延損害金」が発生します。

この遅延損害金について、正しい知識を持っている方は少ないのではないでしょうか。

返済に遅れたら一体いくらお金がかかるんだろう・・・と不安に思う方も多いのでは。

今回の記事では、返済に遅れたらかかる遅延損害金について利率を交えて解説。

利率を元に実際にかかるお金の例も出していくので、参考にしてみてくださいね。

遅延損害金とは

 

改めて説明します。

遅延損害金とは、キャッシングなどで返済を遅れた場合に発生する罰金のようなものです。

罰金と言っても法律で利率が決まっており、1日でも遅れたら高額を請求される、ということはありません。

返済を遅延した日から発生する

 

遅延損害金は返済に遅れた日から日割りで発生します。

ですので返済遅延を起こしてしまったら、一刻も早く返さなければどんどん遅延損害金は増えていくことになります。

返済出来る状態であってもなくても、まずは金融機関に連絡をして次の返済日を確認してください。

それまでにお金を用意出来れば一番ですが、もし用意出来ないようならまずは利息だけの返済でも良いか等、相談してみましょう。

返済を遅延させたままだと、遅延損害金が増え続けて更に返すのが苦しくなります。

利息は遅延損害金と同時に発生しない

 

また、遅延損害金は利息と同時に発生はしません。

例えば、2月20日にお金を借りて3月20日から返済遅延を起こしているのであれば、この1ヶ月間しか利息は発生していません。

その為、請求されるのは借入残高+利息(返済遅延日までの日数分)+遅延損害金(返済遅延した日数分)になります。

遅延損害金の利率を知れば、実際にいくらかかるか分かる

ここからは、遅延損害金がいくらかかるのか、利率も交えて解説していきます。

返済に遅れたら実際にどれくらいお金がかかるのか知ることで、不安も少なくなるはずです。

遅延損害金の上限利率は20%

遅延損害金の上限利率は20%です。

利率は金利などと同じように年にかかる利息の割合を示す言葉である為、利率20%は金利20%と同等の意味を持つことになります。

上限利率は各金融機関が独自で決めることが出来ます。

その為、多くの金融機関はこの上限金利である20%を遅延損害金の利率としています。

遅延損害金の利率は高い

この利率20%は、大手消費者金融などの金利が高くても18%前後であることを考えると高いと言えます。

数日の遅れであればそこまで負担は大きくなくても、1ヶ月、2ヶ月と返済遅延を起こしてしまえば、相当の額になります。

そうなれば、どんなに金利の低い金融機関で借入していても、高い利率でのキャッシングと変わらなくなってしまうのです。

遅延損害金の利率を使った計算式

実際に遅延損害金がいくらかかるのか計算してみましょう。

計算式は以下です。

借入残高×遅延損害金の利率÷365×延滞日数

この式を例にして、実際の数字を当てはめてみます。

例)遅延損害金利率20% 借入残高10万円 1ヶ月間の返済遅延

10万円×20%÷365×30(1ヶ月)=1,644円

この場合、返済遅延金は1,644円かかることが分かりました。

実際には、この遅延損害金にプラスして返済に遅れるまでにかかった通常の利息も負担することになります。

まとめ

いかがでしたか。

この記事では、遅延損害金について利率も交えて解説してきました。

遅延損害金の利率は、少し高めでしたね。

しかし返済に遅れてしまいそうな時、自分である程度どれくらいお金がかかるか計算出来るのは、安心材料になるのでは。

もう一度、まとめてみましょう。

  • 遅延損害金は、返済に遅れた日から発生する
  • 遅延損害金と利息は一緒に発生することはない
  • 遅延損害金の上限利率は20%
  • 請求されるのは、借入残高+利息(返済遅延までの)+遅延損害金(返済遅延した日数分)

生活をしていれば、キャッシングの返済に遅れてしまいそうな時もあるでしょう。

大事なのは、その後どうすれば良いのかを知っていることです。

遅延損害金がどんなもので、どれくらいのお金がかかるのか分かれば、必要以上に焦ることはなくなります。

もし返済に遅れそうだと思ったら、まずは遅延損害金の利率を調べ、実際に請求される返済額を知った上で計画を立ててくださいね。