違法な金融業者の見分け方を知りたい人たち

違法金融業者の存在を知っている方は多いのではないでしょうか。

ドラマなどで存在を知って、怖い人達が借金の取り立てに来るというイメージを持っている人もいますよね。

まさにその通りで、違法金融業者は法律で定められている以上の金利と借金の強引な回収で利益をあげる悪質な業者のことです。


名前の知られている大手の消費者金融や銀行で借入をする場合には心配する必要はありませんが、あまり名前の知られていない中小の消費者金融などからお金を借りようと思っているのなら、注意が必要です。


日本には数多くの金融機関が存在しており、中には違法金融業者が紛れ込んでいるからです。


今回の記事では、違法金融業者の特徴と見分け方について詳しく解説。

見分け方が分かれば、中小の消費者金融などでキャッシングをする際にも安心して選ぶことが出来ます。

参考にしてみてくださいね。


違法金融業者とは?

違法金融業者とは、国の許可なく勝手に賃金業を営んでいる業者のことです。

賃金業を営むには、国の許可が必要です。

お金を人に貸す上での利息、金利、取り立ての仕方などのルールにしたがって、営業しなくてはならないからです。


違法賃金業者は許可を取っていないので、お金を貸す上でのルールを守らないで営業しています。

次項からはその特徴を紹介していきます。


違法な金融業者の特徴

法外な金利を取っている

利息制限法で決まっているのは、金利20%です。

これ以上の金利を取っている時点で、法に違反していることになります。


違法金融業者は、法で決まっている金利は守っていません。


通常であれば、金利は年利(年にいくら利息がかかるかをパーセンテージで表したもの)で表記しなくてはならないのですが、違法な賃金業者は年ではなく日でいくら利息がかかるかを提示しているのが特徴です。

これは、次に紹介するように少額な融資しか行わない為です。


短期間で少額の融資しか行わない

『トイチ』の金利は年利3142%!?

違法金融業者は、貸し倒れのリスクをなるべく少なくする為に、少額の融資しか行いません。

具体的には多くても5万円くらいです。

また、貸すのも10日間などの短期間です。


一般的に使われているのはトイチと呼ばれる10日で1割の利息を取るというもの。

1万円借りたら、10日後には1万1,000円返さなくてはならないということです。

正規の金融機関なら、1万円を1ヶ月間上限金利である20%で借りても利息は164円です。


なんだこれくらいか、思った方もいるかもしれませんが、トイチの利息を年利に換算すると、なんと約3142%もの利息がついてしまうことになるんです。

このように違法金融業者は巧みにお金を絞り取る為の仕組みを使っているのです。


違法業者は『複利』で搾り取る

何故こんな年利になってしまうかというと、元金に付いた利息に対しても利息が付く計算をされるから。

これを『複利』と呼びます。


簡単に言うと、1万円借りて10日経って1万1,000円になったところで、1万1,000円分の利息が新たに付くということです。

正規の金融機関なら、元金にしか利息はつきません。


しかも、トイチなので完済するまでずっと10日に1割の利息が付きます。

もし元金と利息を完済出来なかったら、増えた利息分だけ返済して、さらに10日間返済日が延長される、という仕組みを取っているところが多いようです。

そのまま完済出来ないと、元金は減らずに利息だけが増え続けていくので、利息分の返済すらも困難になってしまうのです。


『単利』の場合でも年利365%!

多くの闇金融は複利で利息を取っていますが、たとえ銀行や消費者金融が使っている『単利(元金だけに利息がつく)』であっても、トイチを年利に換算すると、なんと365%になります。

前述した通り、利息制限法で定められているのは年利20%ですから、いかに違法金融業者が高い利息を取っているかが分かるのではないでしょうか。

いくら生活が厳しかったとしても、絶対に使うべきでないということがおわかりいただけると思います。


違法金融業者の見分け方とは

さて、違法な金融業者の特徴を紹介してきました。


ここからは、見分け方について紹介していきます。

借入の申し込みをする前に、必ず確認してみてください。


賃金業登録番号がないor偽物である

前述したように、賃金業をするには国の許可が必要です。

許可を受けた賃金業者には、「賃金業登録番号」という番号が割り振られます。


正規の金融機関であれば、必ずホームページに記載してあります。

例えば、アイフルの登録番号は「近畿財務局長(12)第00218号」です。


ホームページに賃金業登録番号が掲載されていなければその時点で違法金融業者で決定ですが、もし記載されていても、その登録番号を登録賃金業者情報検索サービスを使って検索をかけてみてください。

検索にヒットしなかったら偽の番号です。

また、検索で出てきたとしても、電話番号が違っていたり、代表者名が違っている場合には違法賃金業者である可能性は高いです。


連絡先が携帯電話番号である

利用しようとしている金融機関の連絡先となっている電話番号を見てみてください。

090または、080などの携帯電話の番号ではないでしょうか。


連絡先が携帯の電話番号である場合には、確実に違法金融業者です。

賃金業を営む際、連絡先は必ず固定電話の番号にしなくてはならないと決まっているからです。


身元がバレないように事務所がない

違法な金融業者は、身元がバレてしまうとすぐに逮捕されてしまう為に、事務所を構えることも出来ませんし、電話線を引くことも出来ません。

すぐに契約解除可能なプリペイド携帯の番号を連絡先として使うしかないんです。


090金融と呼ばれることも

街中の駐車場などで、「この電話番号に電話すれば即融資」などと書かれたチラシを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

このような業者は、確実に違法金融業者ということです。

俗に「090金融」という呼ばれ方をしています。


まとめ

いかかがでしょうか。

この記事では、違法金融業者の特徴とその見分け方について解説してきました。

違法な金融業者で借入を申し込んでしまうと、法外な利息を負担することになってしまいます。

見分け方を知っておく必要があると気付いたのではないでしょうか。


最後に違法金融業者の特徴と見分け方について簡単にまとめてみましょう。

  • 違法金融業者は、国の許可なく営業している賃金業者のこと
  • 法外な利息でお金を貸付している
  • 最終的に利息の支払いだけになるような仕組みを作っている
  • 賃金業登録番号がない、または偽物
  • 連絡先として指定されているのが携帯の電話番号

正規の金融機関でお金を借りれば、法外な利息での借入をする必要はありません。

しかし、正規の金融機関に紛れて営業している違法な金融業者で借入してしまうと、一気に借入が危険なものに変わってしまうのです。

違法に営業している金融業者は、そんな風に間違って利用してしまう人を待ち構えています。

この記事で知った見分け方を使って、絶対に違法金融業者から借入をしないようにしてくださいね。