お金がなく、カードローンの返済を遅延しそうな人

「まずい、今月は出費が多すぎてカードローンの返済に遅延しそう。」

そんな状況になってしまうことも、時にはあるのではないでしょうか。

カードローンの返済に遅れそうだと、後ろめたい気持ちになってしまいますよね。

間に合わなければどうなってしまうのだろう、と不安でいっぱいの方もいるかもしれません。

この記事では、カードローンの返済を遅延するとどのようなことが起こるのか、詳しく解説。

実際に返済が遅れた時に起きることが分かれば、何が起きるか分からないという不安からは解放され、落ち着いて対応出来るようになります。

また、長期の遅延がどれほど危険か知ることで、早い完済を目指すきっかけにしてくれれば幸いです。

カードローンの返済を遅延した初期段階で起こること

ここで言う初期段階とは、カードローンの返済を1日から2ヶ月経たない期間ほど遅延した状態を指します。

ただし、金融機関によって多少違いはあります。

カードローンの返済の遅延から2ヶ月経つ前に、長期的な遅延として見なされてしまう場合もあるんです。

あくまで参考程度の期間として捉えるようにしてください。

金融機関から返済を急ぐよう電話連絡が入る

まずは、自分の携帯電話にカードローン業者から電話連絡が入ります。

連絡が来るタイミングは、カードローン業者によってそれぞれです。

返済を1日でも遅れればすぐに電話連絡をするということもあれば、3日くらいは待ってから電話を入れるということもあるようです

また、3回ほど連絡してもカードローンの契約者本人に直接電話が繋がらなければ、会社などに連絡を入れることもあるようなので、借入をばれたくないという方は特に注意するようにしましょう。

ただし、本人が電話に出ない限りは業者名は出さず、個人名で電話連絡をしてくれます。

電話に出ると、今後の返済計画について聞かれます。

そこで「○日までに返済します」という約束をし、その期日までに返すことが出来れば、これ以上催促の連絡が来ることはありません。

カードローン業者によっては、数週間から最大1ヶ月ほどは返済までの猶予期間をくれるので、最初の段階でしっかりと対応することが大切です。

遅延損害金が発生する

今後の返済計画を考えるうえで注意して欲しいのは「遅延損害金が発生する」ということです。

例えば、返済予定日を2月20日にしていたのならば、21日(予定日が営業日でない場合には翌営業日)になった段階で、遅延損害金が発生してしまいます。

この遅延損害金とは、遅れたことのペナルティ料金のようなもので、遅れた日数分発生します。

遅延損害金の利率はカードローン業者によって異なりますが、多くは利率20%です。

利率と金利の言葉の意味は殆ど変わらないので、それはすなわち金利が高いと言われる消費者金融の金利18%よりも高く設定されていることになります。

利息の負担が大きくなるということは覚えておくようにしましょう。

遅延損害金の計算方法

実際にどれほどの遅延損害金がかかるか調べる時の計算式は以下です。

借入額(元金)×遅延損害金の利率÷365日×延滞した日数

これを実際に、遅延損害金の利率20%のカードローン業者で20万円借りた状況で考えてみましょう。

今回は1ヶ月遅れた場合を計算してみます。

20万円×20%÷365日×30(1ヶ月の日数)=4,380円

この例だと、4,380円をプラスして返さなくてはいけなくなります。

ここで間違えないで欲しいのは、お金を返す時に払うのは「元金+返済日までの利息+遅延損害金」になるということ。

遅延が発生した後に新たに元金に対して利息がかかることはありませんが、遅延損害金の高い利率を考えると、早く返済するに越したことはありません。

自宅に返済を催促するハガキが届く

個人に電話をしても繋がらなかったり、約束した期日までに借金を返すことが出来なかったりすると、今度は自宅に返済を催促するハガキが送られます。

外見で借金が分かるような文面が書かれていることは少ないですが、金融機関によっては「支払いに関して」等書かれていることもあるので、家族などにばれたくない方は注意するようにしましょう。

このハガキが届く時期までにはカードローン業者と連絡を取り、返済計画を伝えるようにしてください。

カードローンの返済を長期的に遅延したら起こること

ここで言う長期的な遅延とは、2ヶ月以上返済が遅れている状態を指します。

この頃には、返済の催促の電話が自宅などにも来るようになっています。

先ほどと同様に本人が出ない限りは金融機関名を名乗ることはありませんが、何度も電話が来ると家族などに勘付かれてしまう可能性は上がるでしょう。

また、長期の遅延だと起こることも深刻になってきます。

ブラックリスト入りしてしまう

2ヶ月以上の返済の遅延をしていると、いわゆるブラックリスト入りします。

ブラックリスト入りとは、金融機関から「この人は返済する能力がない」と判断されている状態のこと。

この状態になると、信用情報機関と呼ばれる機関を通して他の金融機関にもその情報が伝わり、全ての借入の審査に通りづらくなってしまいます。

さらに、今利用しているクレジットカードやキャッシングカードでも新たな借入が出来なくなる事が殆ど。

一度ブラックリスト入りしてしまうとその状態は5年ほどは続くので、不便な生活を強いられることになります。

督促状が届き、対応しなければ裁判所に訴えられてしまう

さらに度重なる電話やハガキにも一切対応しないか、対応しても約束した日までに返済が出来ないようであれば、督促状が届きます。

これは最後の通告のようなものなので、絶対に無視してはいけません。

内容を簡単に言うと、この通知を無視すると裁判所に訴えますよというようなことが書かれています。

督促状が届いたらすぐに返済するか、難しいようであればカードローン業者に必ずどのような対応をするべきか相談しましょう。

分けてお金を返すことを認めてくれることも多いです。

最悪の場合、財産を差し押さえされる

督促状にも対応しなかったら、裁判所から出頭命令を受けることになります。

さらに、強制執行の対象になってしまうので、財産(給与、不動産など)を差し押さえられてしまうのです。

この段階まで来ると、破産などについても考える必要が出てくるでしょう。

ここまで深刻な事態にならないように、カードローンの返済の遅延はなるべく早く対応することが大切です。

まとめ

この記事では、カードローンの返済の遅延について解説してきました。

事態が深刻になる前に、返済計画を金融機関に伝えることが大切だということが分かったのではないでしょうか。

もう一度まとめてみましょう。

  • カードローンの返済を遅延すると、初期段階で電話とハガキが来る
  • 返済を遅延した段階で遅延損害金が発生する
  • 2ヶ月以上返済を遅延すると、ブラックリスト入りする
  • 最終的には裁判所に訴えられ、最悪の場合は財産を差し押さえられる

カードローンの返済を遅延することは、とてもリスクのあることです。

ですが、どうしてもお金に余裕がない時期もあります。

そんな時こそ、まずは返済が遅れた初期段階(もしくは遅れると分かった段階)ですぐに金融機関に相談するか、連絡が来たら必ず対応するようにしてくださいね。